2010.8.11～8.13 戸狩
キャンプへ行こう 2010.８.11～８.13 TOGARI
プロローグ
ここ数年恒例になっていた夏休みの家内の実家への里帰り。
経済的に家族三人で帰る旅費がかなりの負担になり、やむなく今年は中止に。その代わりに家族でキャンプに行こうと家内から提案があり、コープのチラシでグリーンライフと言うパッケージ旅行の中から、我が家で行けそうなものを物色し、初体験のテント泊とラフティング体験ができる２泊３日の長野県戸狩温泉に行くことに決めました。
夏休みの平日出発とはいえ渋滞も考慮し、出発時間を早めに設定。集合場所は長野県飯山の花の駅千曲川に12:50。
３日目の解散時間は12:30。時間に余裕があるので帰りにどこか寄れそうな時間でしたが、翌日は長男のサッカー少年団の試合が朝からあるので、まっすぐ帰ることにしたのでした。
長野飯山へ
８/11
集合時間に余裕を持ち午前７時に自宅を出発。戸田西ICから外環道に入り関越道へ。外環道が平日の渋滞で少しだけ混んでいましたが、その後は全く渋滞はなし。途中寄居PAでトイレ休憩。藤岡JCTから上信越道へ。
時間に余裕があったので佐久平PAへ。ハイウェイオアシスと名をうって、PAから少し離れたところにアスレチックやらで遊ぶ広場があるので、子供たちはここで少し遊ばせました。
再び高速道路に戻り、更埴JCTを上越方面へ。最後のPA小布施で早めの昼食。ここもハイウェイオアシスで一般道にある道の駅につながっていました。家内と長男は地元の豚肉で作ったどんぶり。次男はかき揚げうどん。自身はサラダらーめんをいただきました。
再び高速道路に戻り豊田飯山ICで降りR117を野沢温泉方面へ。10分ほどで待ち合わせの花の駅到着。集合時間に20分ほど早く到着しました。集合時間に受付けを済ませ、今後のスケジュールの説明と各家族の自己紹介。10家族35人とこのツアーでも大人数での参加と言うことでした。昨年参加し天候の影響でラフティングが中止になり、リベンジで来ている家族が何組かいました。
誘導するミニバンについていき、まずは契約農家の畑で野菜収穫。最初はトウモロコシ。とれたて１本を生でそのままいただきました。甘くてみずみずしい！。
その後ジャガイモ、キュウリ、トマト、ナスをとり、最後はキャベツ。
畑を後にしキャンプ地のセンターハウス森の家に行きトイレ休憩と飲み物の補充。車で３分ほどのキャンプ地に移動し、テントを借りて設営の説明を受け、家族でテント設営。初めての経験でしたが、説明を聞いていればそれほど難しくなく、暑いので汗だくになりましたが、無事に設営終了。
その後はとってきた野菜で夕食の支度。５種類の料理をくじ引きで決めそれぞれが料理を作ります。我が家はスパゲティーサラダ。調理班と火起こし班に分かれ、家内と長男が調理、自分と次男が火おこしをやりました。
火をつける杉の葉っぱを集め火をつけ、薪に火をつけます。うちわであおいで炭も入れて火をおこしました。トウモロコシはそのまま網の上に置き蒸し焼きにしました。お酒好きのお父さんもいてビールの差し入れがあり、さっそくいただいちゃいました。調理の区切りがついた長男も火おこしを手伝いに来ました。
他の家族が作るパエリア、カレーと飯ごう、焼きそば、ダッチオーブンの蒸し焼き料理も順次作られていきます。
料理が出来上がったところで野外でバイキング形式の夕食。持参したビールを飲み美味しく料理もいただきました。
夕食後片付けをやり、迎えのマイクロバスに乗って、近くの戸狩温泉へ。しっかり汗を流し、帰りに途中の広い所にバスを止め星空見学。空が近く星が降ってくるようでした。家族は流れ星を初めて見ることもでき大喜びでした。ちなみに自身は見逃し。テントに戻り自由時間。虫とりや探検をし午後10時消灯。家族４人でテントに泊まったのでした。
ラフティング
８/12
台風の影響が心配されましたが、雨もなく朝を迎えました。早く起きた子供たちは再び虫取りをしたり、中学生のお兄ちゃん達とトランプなどをして楽しんでいました。
午前７時から朝食のパン作り。再び調理班と火起こし班に分かれます。家内と次男が調理、自分と長男が火起こし。杉の葉っぱを拾い炭に火を入れます。小雨がぱらついてきたため大型のテントで火の場所を雨よけします。調理のほうに合流し出来上がったパン生地を細長く伸ばし竹に巻きつけます。
それを炭で焼いてパンを作ります。並行してコーンスープも作りました。
前日の残りのカレーとスパゲッティサラダと合わせての朝食。作ったパンもなかなかおいしくいただけました。
片付けの後本来ならテントも片付けるのですが、雨の影響でそのままでいいとのこと、ラッキー。10時過ぎに本日の宿泊の戸狩温泉の民宿に移動します。10家族がそれぞれ分かれての宿泊になり、せっかく仲良くなり始めた家族とも別れての宿泊となります。
我が家の泊まる民宿には同じツアーの他の家族が３家族。次男が仲良くなった小１の長男がいる４人家族と一緒だったので次男は大喜び。長男は中学生や同級生がいないので、ちょっと残念そうでした。
早めの昼食の後、いよいよラフティング体験。小雨が降り台風の影響もあり、昨年も中止になっている。不安要素が多かったのですが、迎えのマイクロバスに乗り現地へ。千曲川の水は増水して濁っていました。現地に着くとラフティングスタッフが、「雨は降っていますが、雷がない限りは大丈夫、やりますよ」とうれしい一言。
ライフジャケットを着てヘルメットをかぶり準備万端。一通り説明を受け３家族、11名でラフティングを体験しました。川に足をつけるとかなり冷たい。川に入るとかなり不安定で最初は少しだけこわい。子供たちは大興奮で楽しんでいます。パドルでボートを勧めます。急な流れのところは天然のジェットコースターこれは本当に楽しい。ガイドのおねいさんが一番後ろでうまくコントロールしてくれます。流れが緩やかな深い場所でゲーム大会。ボートのヘリに２人ずつ立たされバランスを保ちます。ヘリに座って状態をそらしヘルメットを水面に近づけます…長男がくるっときれいに川に落ちました。救助もレクチャーを受けていたので、難なく長男をボートに引き上げます。長男いわく「おもしれ～落ちたかったからちょうどよかった！」と。
しばらく進んだ後おねいさんからクイズが出題され、間違えた人は肩をたたかれ、川に落ちなければなりません。我が家は全員正解。他の家族の数人が川へ。後半は浅瀬にボートをつけ川の真ん中にパドルを立てパドルに向かって走る競技を、子供たちチーム、お母さんチーム、お父さんチームと分かれて楽しみました。
終盤に再び上体そらしのゲームをやり、今度は自身が川にドボン！これが結構面白い。ボートのヘリに全員で立って手をつなぎ時計回りに回ります。途中バランスを崩し、家内と他の家族のお母さん二人が川へ落下。最後の深いところで子供たちが川へ飛び込みます。次男も大興奮で楽しんでいました。
およそ６キロの川下りラフティングも終了し、マイクロバスで出発点に戻り、そのまま隣接する温泉へ。きれいさっぱりとし再びマイクロで民宿へ戻りました。
一つだけ残念なのはラフティング中は何も持たずに体験するので、写真が一枚も撮れなかったことです。とても楽しかっただけにちと悔やまれますね。
民宿に戻りのんびりした後夕食。小雨が降っていましたが、夕食後は手持ちの花火が配られ、子供たちは楽しくやっていました。
その後のんびりとして午後９時過ぎに早めの就寝。
魚手づかみ
８/13
午前７時30分の朝食の後、９時に民宿を出発し歩いて10分ほどの自然公園へ。こちらにある小川で魚の手づかみ体験をやりました。
あらかじめ用意してあるニジマスを放流し子供たちが捕まえます。６人の子供たちが川で楽しく魚を手づかみ。自分も足だけ川に入れあっちだこっちだと子供たちに指令を出し、兄弟そろって数匹の魚を手づかみで取りました。
 
民宿に魚を持ち帰り、ご主人の指導で魚に串を刺し、
塩を塗ったくり、お父さんたちで起こした炭の上で焼きます。この魚と用意してあったおにぎりで早めの昼食。これですべてのプログラムが終了しました。
一緒に泊まっていた他の家族はすべて電車で来ていたので、解散時間より少し早目の12:20にマイクロバスで民宿を後にします。次男は仲良くなったお友達との別れを惜しみ、マイクロを見送りました。見送った後我が家も民宿を出発。
高速道路に乗る前にお土産を買いに道の駅ふるさと豊田へ。お土産を物色していると、他の民宿に泊まっていた同じツアーの家族にばったり再会。しばし談笑のあとそれぞれが帰路へ。
豊田飯山ICから上信越道に入り来るときに建物が気になった松代PAがすぐだったのですが見学も兼ねてトイレ休憩。建物が古いイメージだったので長男の要望でしたが、中身は普通のPAでした。その後はひたすら東京方面へ。
次男はすっかり熟睡タイム。小腹が減ったので藤岡PAへ。こちらもハイウェイオアシスになっていて道の駅と併設されていました。家族は肉屋のメンチ、自身はハムカツを食べ、先日叔母の家で食べおいしかった「かりんとう饅頭」ののぼりがあったので、買いに行ったらすでに売り切れでした。
そのまま関越道に入り外環で自宅に戻ったのは午後５時を回っていました。
総括
夏休みに家族で旅行に行ったのは何年ぶりになるのでしょうか。我が家ではゴールデンウィークが旅行の定番だったので、夏休みに家族４人でというのは本当に久しぶりでした。
子供たちはプログラムも多く、たくさんの体験ができ本当によかったです。テント泊やラフティングと自身も初めての体験が多く家内ともども楽しむことができました。
来年も予算が許し、我が家で楽しめそうなプログラムがあれば、必ず参加したいツアーになりそうです。
ツアーに参加した他の家族との交流や、地元の人たちとの交流もあるので素晴らしいツアーだと思いました。
2010.８.21
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